J 「はい、申し訳ありません」
S 「酔っているな、早く席につけ」
J 「めでたい席への遅参の詫びに
大海人も舞をまわせていただきます」
S 「面白い、 舞え」
J 「はっ」
酔ってほんの少し足をふらつかせ
槍を持って舞う振り
タッタッタと靴音をたてて
Jさん、Sちゃんの下手から上手へとまわり
J 「はぁっ」という掛け声とともに
槍を突き立てるところを連想させる
S 「狂ったか、大海人、 ばかもの!」
と声を荒立てる中大兄
そして、大海人が何とも表現のしようのない(私の表現力では)笑い
J 「フははははは、ははははは・・・」
この笑いの一瞬、それまで兄、中大兄の下にいた大海人が
中大兄以上に迫力を感じる
それでいて、いつまでも哀しさの余韻が残るそんな笑いでした。
笑ながら、大海人上手にはけるとともに
あかねさす紫の花 の音楽がながれ舞台に残った Sちゃんが
主題歌を歌われました。
お二人とも、凄い迫力です。
これだけ短いセリフの中で
見事に「あかねさす~」のクライマックスシーンの緊迫感を
表現してくださいました。
ここでも、お二人の芝居の「間」と「声」が本当にすばらしい
ここの、お芝居から歌への入りが、見事な演出だったと思います。
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