け・さら 〜 け・さら

アクセスカウンタ

zoom RSS 星影の人  沖田はんと玉勇さん(3)

<<   作成日時 : 2015/04/29 05:49   >>

ナイス ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 4

第10場 A 嵐山秋色


沖田はんと玉勇さんの関係を (1)、(2)と書いてきたのですが、

一番書きたかったのは、ココです、

「嵐山」の場面の玉勇さん。

(1) → (2) → (3) この変化




沖田はんを愛しすぎて、冷静ではいられなくなってしまっている玉勇さん。

思慮も分別もあり、芸妓という職業です、

色事にかんしてもそれなりの経験もあったであろう大人の女性が、

沖田はんを一途に思うあまり、沖田はんの前で少女のようになってしまう。


このピーコさんの玉勇さんのいじらしさ!


一方、自身の命の期限を知って、尚、爽やかで澄み切ったままの沖田はん。



この玉勇さんの、総司と出逢ってからの変化、

中学生の頃、・・・というか、私は、今回 YouTubeでUPしていただいて各場面をじっくりみるまで、

この変化していく女心が、素晴しく、繊細に表現されいることに

気付いていませんでした。


中学生では、この女心の機微、

「のめりこんでゆきそうどす」な恋を感じ取るのはまずムリだったでしょう(笑)


それと対照に、玉勇との「愛」と、おなじくらいに大切な「新撰組」(仲間、仕事)を持つ総司

冷静さ、達観、剣客であるがゆえの平常心



柴田先生の脚本にはそういう 


「男」 と 「女」 


というのも書き込んであるのかもしれないと感じています。






「この紅葉の色を 忘れないでおきたいなぁ」


この言葉の刹那さ。




「御覧なさい、雲がきれいだ」


秋の夕日が沈む直前、一瞬だけ、燃えるような雲を見るときがありますが、

そんな光景ではなかったろうかと想像します。



少ない台詞で、全てを語る、


短い台詞で、大きな余韻を残す、




これぞ、柴田作品の醍醐味ではないでしょうか。

















テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 1
ナイス

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
私は初演しか観ていないので再演との比較はわからないのですが、
chachaさまの『星影の人』に関する所感を 興味深く拝読しています。
chachaさまが書いておられるように、この作品は、順子さん高宮さんの主役コンビを筆頭に、男役さんも娘役さんも皆様が
>役割をきっちり果たしたいい演技
をされていて、
“芝居の雪組”の本領が遺憾なく発揮されていますよね。
ゆき
2015/05/03 17:02
ゆきさま、コメありがとうございます。
次の記事、「芝居の雪組」のタイトルで書きかけたところでした!
でも、いざ、書こうと思うと書きたい場面が多すぎてどこからどうまとめてよいのかと・・・。
本当に出演者の皆様が素晴しくて、また場面の作り方も素晴しくて。
ジュンコさんが、
「雪組みんなが主役みたいな作品やった」と仰っていましたがホントに全場面が「見所」の作品ですね!
chacha
2015/05/03 18:22
星影の人

順子さんとピーコさんのコンビ
素敵でした
当時私は高校一年生で
ただただ あの作品にのめり込み
新宿コマに通い詰めました
あれから39年もの年月が過ぎたのに
いまだに鮮明に記憶しています
先日YouTubeで久しぶりに観ることができ
涙してしまいました…

ゆきこ
2015/07/10 00:06
ゆきこさま
コメントありがとうございます。
ジュンコさんとピーコさん、本当に素敵!他の出演者の皆さんも素晴らしいですよね!
当時の中高生の心深くに刻まれた感動の思いは、40年近く経って消えることなく、益々色鮮やかによみがえり、自分自身が大人になった今また新たな感動がありますよね。
YouTubeの映像に感謝です。
私も何度観ても涙してしまいます。
chacha
2015/07/10 23:58

コメントする help

ニックネーム
本 文
星影の人  沖田はんと玉勇さん(3)  け・さら 〜 け・さら/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる