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zoom RSS 星影の人  沖田はんと玉勇さん(1)

<<   作成日時 : 2015/04/24 17:50   >>

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最初から場面ごとに順番に書いていこうかと思ったのですが、

でれでれ感想になってしまうので(笑) ちょっと違うアプローチで。


かきたいところから(笑)


今回、改めて映像をみて感じたことは、

ピーコ(高宮沙千)さんの玉勇さん、なんていじらしいの!!

ということ。


これまで総司中心に余裕無くみてたもので(^_^;)

こんなにひとつひとつの場面をじっくりみたことなかったかも。


ジュンコさんとピーコさんがおふたりの場面を

実に丁寧に演じておられて


二人の関係性というのが、変化していくのがよくわかるんです。


書きたいことが、山盛りすぎるので、まずは

「沖田はんと玉勇さんの関係性の変化」

ということに的を絞って(笑)



沖田はんと玉勇さんの場面は



その1  雨の日の出会い
 

その2  偶然の再会


その3  あいびき


その4  料亭の庭



その5  幻想場面


その6  嵐山


そして  玉勇の死



と順を追うのですが・・・




最初の出逢いでは、

総司は後に建仁寺で玉勇さんに

「・・・足がすくみました。
 自分より数段上の剣客と向き合った時の様に」

と語っているように、美しい玉勇さんにドキッですね。

一方、玉勇さん、最初の出逢いでは、優しげな青年だなぁとの印象は残しますが、まだドキっとはしないんですね。

  

二度目に偶然沖田はんに出会った時の玉勇さんの表情!

ここが素敵なんです。

今度は芸妓姿の艶やかな大人の女性が、

(ここに舞妓さんたちを登場させて玉勇姐さんと呼ばせているところが、大人の女性を強調する柴田先生の仕掛けではないかと思います。柴田作品ではひとつひとつ全ての台詞に意味があるのです。)

この年下のはにかみ屋で優しそうな青年に、ドキッとする、その瞬間。


沖田はんに、明日建仁時で逢いたいと、約束をとりつけて、さらっと芸妓仲間と立ち去ってゆく。

残された総司は、キラッキラの目をして


♪星が近くにみえる


歌い終わって暗転前の表情ったら、もう

この沖田はんに胸キュンしない人、いますぅ?

あ、いけないいけない、ついつい感情的に(笑)


何はともあれ
♪星が近くにみえる という歌も、こんな風に歌われるのはジュンコさんだけでしょう。


玉勇が総司にドキっとする瞬間

総司が、艶やかな大人の芸妓玉勇に、生まれてはじめての胸の高鳴りを感じる瞬間。

ここでは、総司のドキドキの方が、玉勇のドキッよりはるかに大きいと思うんです。


なので、  ふたりの関係、大人度数は、  沖田はん <<< 玉勇さん



この場面でも、雪組の娘役さんたち、役割をきっちり果たしたいい演技です。
芸妓の市哉を演じているのは矢代鴻さん、研9です。
実は舞妓の玉葉、玉菊も高ひづるさん、昇路みちるさんも研9で。
さらに言うと、YouTubeのコマの映像では萬さんなのですが、
もともと山南役の上條あきらさん、井上役の尚すみれさん、皆さんこの時研9.
このあたりの学年が渋く活躍している当時の雪組です。


話がそれました。


沖田はんと玉勇さんに話を戻しましょう。


さて、建仁寺での「あいびき」


総司と玉勇のあいびきの前に、

同じ場所に山南と明里のカップルを登場させ、

大人の男女の会話をみせる。

ここにも柴田先生の策略を感じますね〜。

この山南と明里は「星影の人」中で描かれる最も大人の恋ですね。

これはまた別記事で。



建仁寺で逢ったふたり。


とりとめもない会話の中で

まったく違う境遇に生きてきたふたりの

それぞれに抱えている“寂しさ”が共鳴するんですね〜。




総司は、どこまでも明るく土方さんの言葉を借りて、他人事みたいに

「明るさで寂しさをごまかしてたんですって」

と言うのですが

表面的には、どこにも淋しさはないんです。

なのに、ここの総司に胸がキュンとなるのは

総司の寂しさと汀夏子の淋しさが共鳴するから・・・

柴田先生は、この台詞で総司と汀夏子を完全に重ねられたと

私は思います。

ココ完璧な汀エリアで詳しく書きたいところではあるのですが、
沖田はん語りは別記事にゆっくりと。


玉勇 「幸せどすなぁ、沖田はんにはわかってくれるお人がいやはって」

沖田 「あなたには?」

玉勇 「だぁれも。ひとりきりどす。」


ここ、玉勇さんが沖田はんに背を向けて言うんですね〜。

その時の玉勇さんの一瞬みせる寂しげな表情に、胸がキュンとなります。


ふたりの淋しさが共鳴する。


総司が心の中の寂しさを形にして表現するのは、

♪あなたの方が幸せ の中の一節だけではないでしょうか。


名曲!


この後も、玉勇の方から沖田の手をとりにいき

「のめりこんでいきそうどす」・・・とは言うのものの・・・


翌日の新撰組のお座敷に玉勇が出ることになり、


総司 「大勢の中にあなたがいると、今度は私の方が落ち着かないだろうな、きっと」

玉勇 「そういうのもまた味があって楽しいもんどすえ」


ここでも、まだまだ、大人な玉勇さん、余裕です。


最初の東屋のシーンが、
 沖田はん << 玉勇さん なら、

別れ際では
 沖田はん < 玉勇さん  くらいにはなっている気がしますが。



また明日お座敷でと帰りかけた玉勇を

「玉勇さん」 と呼び止めて

「え」 と振り返ったところに、言う


「・・・・・・ありがとう」


脚本には、ありがとう の前に ・・・・・・
 があるのです。

この点点点が柴田先生だなぁと思うんですね。

そして、この点点点に思いを込めて、

台詞の「間」(コンマ何秒か)でそれを表現してしまうのが

汀夏子という役者なのです!!



こんーなに幸せで優しい「ありがとう」、ありか

そりゃ〜、玉勇さん、のめりこみますよ。






(つづく)
















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