け・さら 〜 け・さら

アクセスカウンタ

zoom RSS 梅沢富美男劇団旗揚げ公演 (芝居)

<<   作成日時 : 2013/01/18 15:11   >>

ガッツ(がんばれ!) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

日時  2012年 12月6日(木)〜12月14日(金) 11時、16時

場所  新歌舞伎座

構成・演出・振付  梅沢富美男

出演  梅沢富美男

     汀 夏子 (特別ゲスト)

     竜 小太郎、大川良太郎 (ゲスト)

     梅沢武生、梅沢富美男劇団のみなさん



一部  富美男の意地悪ばあさん 時代劇版

二部  梅沢富美男オンステージ 〜汀夏子を迎えて〜

三部  年忘れ舞踊絵巻


の三部構成


一部のお芝居

  前半は、女手ひとつで大店を切り盛りしてきたお清(梅沢富美男)が、息子(竜小太郎)可愛さのあまり、嫁およし(汀夏子)を目の敵にしていじめるというシーン。
 
ジュンコさん、実に初々しくけなげな若奥さまぶり! 思わず頬がゆるみました〜

梅沢さんのお姑さんは、見た目から面白すぎ、もう意地悪ばあさんにしかみえません〜

お二人のやりとりのテンポがよくて・・・といっても、ほぼ梅沢さんが嫌味言ってて、それを受けるジュンコさんという図なのですが、それでも、受けだけに終わらず、しっかり笑いもとってらっしゃるところは、さすがジュンコさまでした。

途中、掛取りのお金を持ってお店を訪れる取引先の番頭さんに、大川良太郎さん。
毎回、梅沢さんが大川さんをいっじって笑いを誘います。

また、だんなさま(竜)と若奥さまの、絵に描いたようないちゃいちゃぶりが、可笑しくてかわゆい



毎回、客席笑い続けるこの前半場面、

千秋楽をむかえる頃には、梅沢さん、ジュンコさんのアドリブも絶好調で、
どんどん楽しさUPしていってました。

意地悪されながらも、幸せに暮らしてkるおよしのところへ、飲んだ暮れの兄・源太(梅沢二役)がお金の無心にやってきます。

短い時間に、二役されているのがわからないくらい、お化粧もお衣装も佇まいも・・・全く変わってでてこられるのにびっくりです。(が、梅沢さんの「びっくり」はこれでおわるわけはないですね)

およしは、今は自分の自由になるお金などない、何とかするから今日は帰ってくれと言うのですが、
ちょっと目を放した隙に、源太は、お清が座布団の下に隠したまま忘れていったお金を、偶然見つけ持っていってしまいます。

梅沢さん、このあたりの間の持たせ方や表情の作り方も巧いですね〜

再び早変わりで、姑姿で登場、座布団の下においておいたはずのお金がないと気付き、
およしが犯人と決め付け、うちを出て行けと迫る。

およしは、それだけはお許しくださいと泣いて頼むが、結局追い出されてしまう。

ここから、喜劇モードがシリアスモードに変わるのですが、この切り替わり方が流石ジュンコさまでしたね。

後半、場面変わって・・・

結局、他に行く宛てのないおよしは、足取り重く兄のところへ。

うちの前で、源太にお金もないのにお酒を買いにいかされる妹おちよに出会います。

久しぶりに姉に会ってうれしくてしかたないおちよ、
おちよの事情を聞いて不憫でならないおよし

短いやりとりですが、姉と妹の思いあう気持ちに目頭が熱くなるシーンでした。

おちよにお金の包みを持たせ、自分が帰るまで待っててねと何度も繰り返す妹を見おくって、
キリっとした顔になり、意を決したように向き直って

「兄さん、兄さん」と兄を呼ぶおよし。

ここからの佇まいは、「若奥様・およし」ではなく、

「柳橋に一と言って二と並ばない・よし乃姉さん」

源太に元のやさしい真面目な兄に戻って欲しいとの思いで

「友だちの話」として今まで胸に収めていたものを吐き出すのです。

ここで、「駆けつけ三杯」と源太がら杯を受ける、その仕草の粋なこと 

合間に源太の相槌(か、ひやかしか)がちょこちょこ入りますが、

一気に客席の気持ちを引き込む、およしの長いひとり台詞、素晴しかった 

特に、私が好きだった台詞

「芸者芸者と一口で言うけれど、芸事だけでお座敷を勤めるのは並大抵の苦労じゃないんだよ、」

この台詞が、「汀夏子」という人の「芸」に対する姿勢と重なって・・・

(この台詞を、ジュンコさんに書かれた梅沢さん、凄い)



およしは、「切っても切れない兄妹の縁、そんなにお酒が飲みたいのなら、私を廓にでもしずめりゃいい、兄さんの好きにすればいい」と言いながら、酔って寝てしまいます。

耳の痛い話をされ、はじめは、怒っていた源太でしたが、
およしが寝言に「にいさん・・・にいさん」と言うのを聞いた時

表情が変わり、「もう酒はのまない」と言うのです。

そこへ使いに出ていたおちよがお酒を買って帰ってくる。

源太は、「おそかったじゃないか」とまたもとの飲んだ暮れの顔に戻り、
おちよが買ってきた酒を飲もうとぐい飲みに酒を注ぐのですが・・・

そこで手が止まる

表情が変わる

ここからが、梅沢さんの独断場

毎回、わかってても泣いてしまう、

その 「間」 泣かされてしまう。

巧い、ホントに巧い役者さんだと思いました。


この場面、ジュンコさんと梅沢さん、
お二人の「台詞の掛け合い」というのではないんです。

どちらかというと、「芝居のリレー」と言ったらいいのかな

およしの芝居があって、

源太の芝居につながる

素晴しいリレーだったと思います。



さて、この後、だんなさま(小太郎さん)が迎えに来て、

酔っ払って寝てしまったおよしを起こします。

酔った状態のまま起こされたおよしは、だんなさまの顔を見て

「恥ずかしい」と急にか可愛くなっちゃうところが、楽しいジュンコさまなのでした

最後は

雨が降って来て、

お店の番頭さんが二人に傘をさしかけ、

「大奥様がこれをさして帰るようにと・・・必ずお二人でもどられるようにと」

二人は「お母様が・・」と、嬉しそうに相合傘

めでたし、めでたし

(幕)


ざ^−っと大まかにはこんな感じだったかな。


ジュンコさんのお着物姿、いつも思いますが、スッと美しかったですね〜

ディナーショーの時に、

「こんな若い役、もう二度とないと思ってやらせてもらいました」みたいなこと、おっしゃってましたが

今尚、初々しさと瑞々しさ、可愛さと楽しさを持ち続ける女優・汀夏子の魅力フル活用の楽しい作品でした。


梅沢富美男さまに感謝。



テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 1
ガッツ(がんばれ!)

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
梅沢富美男劇団旗揚げ公演 (芝居) け・さら 〜 け・さら/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる