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zoom RSS 昭和ベルばら(雪組)の脚本を読んでみる(4)

<<   作成日時 : 2006/04/28 02:54   >>

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第4場 控の間
 ドレス姿のオスカルが控の間に戻り、慣れぬドレスに転んで、その姿をアンドレにからかわれ、乳母マロングラッセ、姉、ル・ルーなど登場。オスカルとアンドレの兄弟のような遠慮のない関係が楽しい場面です。オスカル着替えのため奥の間に。】←ここまで映像ではカットされてます(T_T)/アンドレ一人残ったところへ先ほどのハンカチを手にフェルゼンが訪れる。貴族の令嬢が来られなかったかとアンドレに問うがアンドレは知らないと言う。フェルゼン立ち去ろうとした時、軍服に着替えたオスカル現れる。オスカル「そのハンカチをどうしたのだ」、フェルゼン私と踊った令嬢が落とされた・・・「女王様が紅薔薇だとするならば、あの方は白薔薇のような方だった・・・」と言うんですね。
花組と少し違うなと感じたのは、松フェルゼンは前場のハンカチを拾う場面でオスカルと気付くそぶりは見せないし、ここでも分からずに言っている感じなんですが、雪組美里フェルゼンは白薔薇=オスカルと思って言っていますね。この違いがこの後の台詞の印象を大きく左右します。
オスカルはアントワネットが今フランス民衆の非難の対象となっている、その原因の一つ君がある、人前で女王様のお側に行くのは遠慮してくれ・・・と自分の気持ちを押し殺して言う。それに対してフェルゼンは「私の心はアントワネット様で一杯なのだ」と応える。そしてオスカルは、
「君の心の中に少しでも他の女性の占める位置はないのか・・・例えばその白薔薇の人のように」
フェルゼンに背を向けたままオスカルは言う。ここでフェルゼンはオスカルの気持ちを確信します。
けれど今回(2006年)のベルばらみたいに「君は僕を・・・」なんて野暮な言葉は発しません。
「私が初めてフランスに来てところも同じこのオペラ座で王妃様にお目にかかったあの日、あの日以前ならあるいはあの白薔薇の人に心をよせていたかもしれない、が・・・今となっては・・・  失礼する」
と言って去っていくフェルゼン。追うオスカル。一人残されるアンドレ。
「おまえがいくらフェルゼンに心を寄せたとて、フェルゼンの心を引き戻すことはできないのだ。それなのにお前はフェルゼンを諦め切れないのか・・・しかし、そんなおまえを俺は笑えない、俺の気持ちも・・・オスカル・・・」−♪白薔薇の人

この一場面で、三人三様の想いが見事に表現されています。フェルゼンがオスカルの気持ちに気付きながらも決してそれとは言わない。セリフが美しい。察しの美学とでもいうのでしょうか・・・昭和のベルばらならではの名場面と思います。ピンちゃん(美里)フェルゼンがとても良いですね、とても大人で色気もあって・・・、ターコさん(麻実)アンドレが意外と(ゴメン)若々しく情熱的な感じなので、オスカルが始めフェルゼンに惹かれているのがとても納得できるんですよね。オスカルの切ない思いを表現しながらも直接話法ではないのでオスカルが決して女々しくなってないんですよね、フェルゼンを追って行くオスカルにキュンとなります

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
この間の安蘭オスカルを観た時に、女々しいオスカルはいや、もう少し凛々しいオスカルが観たかった!!と思いました。私だけ?
朝海オスカルはどうなのでしょうか?皆さんのコメントは素晴しいですよね〜。
nekuneku
2006/04/29 21:21
脚本がねー(~_~;)
だって、フェルゼンもアントワネットも出てこないから、原作を知らない人にとっては???の所が多いですよね。知っていても劇中で演じられないと役を生きられないっていうか・・・
だから例えば「私が貴族だから苦しまなかったとでもいうのか」というセリフがあるんですが、貴族の部分が描かれていないので心に響かないんですよ。とにかく苦しみとか葛藤の欠落したオスカルに見えてしまってね・・・私にはですけど。凛々しいとか女々しい以前の問題でした。
chacha
2006/04/29 23:47

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