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zoom RSS 1974年3月雪組公演プログラム表紙

<<   作成日時 : 2005/11/26 08:17   >>

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写真は3月雪組大劇場公演のプログラム、「宝塚歌劇60周年記念」の表記がみられます。
公演期間  2月28日〜3月21日
演目   (1) 宝塚狂言 『花聟くらべ』 一幕  
             構成・演出・振付 渡辺武雄
             脚本・演出補   阿古 健
      (2) グランドレビュー 『ロマン・ロマンティック』 20場
             作・演出      横澤 秀雄

1974(昭和49)年、と言えばベルばら初演の年。
月組のベルばらが9月に上演されているので、ベルばら直前の宝塚、ということになりますね。
表紙をめくると、高宮沙千さん、順みつきさん、摩耶明美さん三人のカラー(レビュー)、
まためくると、汀さんの和物の白黒、摩耶さんの和物の白黒・・・と続きます。
安奈淳さんは特出で雪組に出られたんですね(ショーのみ)。
ジュンコさんも摩耶さんもカワイイ! 雰囲気がピッタリって感じがしますね。
お二人のコンビ作品、観てみたかったな〜。摩耶さん、どんな娘役さんだったのでしょう・・・。

ロマン・ロマンティックは前月の月組からの続演。
月組ではスータン(眞帆)さんと初風諄さんだったルンペン夫妻を汀・安奈で演じられたんですね。
ステージ写真をみると、ジュンコさんと安奈さん、溌剌としてホントに楽しそうで弾けんばかりです。
この次の大劇場公演(6月)のショー、インスピレーションは逆に雪組が先で、月組への続演となっています、この頃は「続演」というのが多かったのでしょうか。

「花聟くらべ」は
『祝狂言を土台にして渡辺武雄が初めて取り組んだ狂言物。宝塚の舞台にしては珍しい狂言仕立てのセリフまわしや舞台装置の一幕物で・・・』
と解説されています。
脚本を読むと、筋書きはいたって単純ですが実にホノボノと面白い。登場人物に、太郎冠者は普通ですが、他に、鋏チョキの進、紙乃パア之丞、石ころグウ之助なんてのが出てくる。所々に当時(1970年代)の世相を反映させる言葉を盛り込んであるのも面白く、「照美像(テレビジョン)でも羅詞緒(ラジオ)でも・・・」とか「具度愛出吾(グッドアイデア)」なんて洒落た言葉の使い方も・・・。全編狂言仕立てのセリフまわしですが、終盤、クライマックスで一箇所だけ、太郎冠者(汀)が客席に向かって語りかけるセリフが
『・・・花子殿のムコには誰がいいか、なんてことは今日のお客様はもうとっくにお判りでしょう。 え、太郎冠者? この私、へ、へ、へ、照れちゃうなぁ(と気障っぽく)・・・(略)』と、現代調のフツウのセリフになっています、その後は又狂言調に戻るのです(おもしろい〜!) 
今の宝塚でやったらどんな評価を受けるか・・・(ちょっと怖い??)
こんなホノボノの演目もあっていいんじゃないかなー、たまには、ファミリーで楽しめそうだし・・・今はちょっと子どもに見せたくないような部分がある作品も時折みかけます、宝塚なのに・・。
それに、なぜかとても「文化のかほり」がするのです、宝塚の奥の深さ、幅の広さ・・・日本のオリジナルなものも大切にしようとしている姿勢がうかがわれます。この後、こういう試みがされたことはあるのでしょうか・・・



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